NEEDSふうど工房槲館 NEEDSふうど工房槲館

チーズと漬物とのコラボレーション

十勝野フロマージチーズと漬物とのコラボレーションュ

100年以上の歴史を持つ新田牧場を母体とする工房で、建物の周囲には、手入れの行き届いた牧草地と見事な槲(柏)の林が広がる。生乳は新田牧場から直送され、製造に当たるのは3名のスタッフ。製品のラインナップは幅広く、新商品の開発にも意欲的だ。その一つが「飲むチーズ」。工程はチーズと同じだが、味は飲むヨーグルトを濃くしたような感じで、独特のコクがある。また「みそチーズ」はカード状のモッツァレラチーズを味噌漬けにしたもので、大手の漬物会社とのコラボレーションにより生まれた。商品開発を担当する遠藤威さんは、「動物性の乳酸菌と植物性の乳酸菌がけんかして、ぱんぱんに膨れてしまうこともあり、開発には1年以上かかりました。チーズというよりは、漬けものに近いですね。大豆の旨みは昔から日本人の好みですから、みそチーズは受け入れられるはず。焼酎とか日本酒に合うんですよ」。店内にはスタッフ考案のチーズのおすすめレシピをのせたリーフレットを置いて、食べ方を提案している。

これはカマンベールを甘口の味噌に漬け込んだもので、お酒のつまみにしても、熱々のご飯の上にのせて食べてもおいしい。このチーズは「おいしいカマンベール」と共に、JAL国際線の機内食として提供され海外の人からも好評を得ている。また新発売の「十勝アリゴ」は、十勝のバレイショとチーズを組み合せたユニークな製品。電子レンジで温めて、そのままチーズとポテトのコラボを楽しみことができる。これから力を入れるセミハード系は、その第一弾としてラクレットが発売される。

NEEDSふうど工房槲館

NEEDSふうど工房槲館

〒089-0788
中川郡幕別町字新和162-111
TEL 0155-57-2511 FAX 0155-57-2533